先日iBooksが日本の図書を大幅に対応したというニュースを見て早速パラパラ立ち読み(電子書籍のチラ見せでも、こう呼ぶのが適切なのかどうかは不明)して、「おっ!これはなかなか面白そう」と思ったのがこれ。

桑田真澄著「心の野球」
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ワルガキだった小学生時代、勉強の面白さを知った中学時代、そして強烈なイメージのあるPL学園時代の多数のエピソードを盛り込んであって、とても興味深いものでした。

決して天性の才能に恵まれていなかった彼が、いかに考えて努力したのかがよくわかります。それもガムシャラにするのではなく科学的な根拠に基づいたトレーニングや、またそういう方向性で考えようという姿勢がメジャーリーガーにまで上り詰めた要因でしょう。

学業もスポーツもいきなりハードなことやってもマイナスなだけという、現代では当たり前の考え方から、1日10分間だけど全力で素振りをする、シャドーピッチングをする、予習復習をする。。。それを何年も何十年も継続する。。。その結果、素晴らしい成果が出る。

一般人の我々も非常に参考になる部分がありました。

天賦の才に恵まれた盟友・清原和博との現状の差は、この考え方や地道な行動によるものなんだなぁと。

野球ファン以外のもオススメです。

しかし、iPadミニで読んだのですがホント読みやすいし場所を取らないので良いですね。回し読みが出来ないのがちょっと不便なくらいで、あとは全く問題無いです(^^)


心の野球―超効率的努力のススメ
心の野球―超効率的努力のススメ [単行本]