合間合間で読んでいた「海賊とよばれた男」の上下巻をやっと読破。最初から一気に物語に引き込まれて、退屈するシーンは全く無し。さすが本屋大賞のことはある!

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いやぁ〜、それにしてもこんなスケールの大きい日本人がいたことに驚きました。恥ずかしながら出光佐三のことは名前程度しか知りませんでしたが、明治男は誠に骨太でおかしいと思うことには、既得権益勢力や官僚をはじめ、GHQであろうと大英帝国であろうと、はたまたオイルメジャーであろうと、正々堂々と意義を唱え闘い続けた姿はまさにサムライ。

今の経団連のトップや政治家は見習うべき点が多々ある。いやいや、その前に自分自身だろ!と思います。もちろんスケールは比べようもないけど、その精神は中小零細企業や起業家こそお手本にすべきだと思う。

「日本のためになるのなら、自分の会社がどうのこうのなんて些細なこと」なんて言えませんよね。そんな経営者が今の日本にいるかな?あるいは日本を徳島に変えても同じく。。。


しかし。。。これを読むと、太平洋戦争が石油を巡る戦争であって、石油のために負けたということもよく理解できました。さらに現代の中東情勢やアメリカとイランの関係性などが、その歴史的背景からも納得できました。

“国岡鐡造”が闘った規制、既得権益、官僚、欧米メジャー。。。その構図は基本的に変わってないなと思います。

海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 上 [単行本]


海賊とよばれた男 下
海賊とよばれた男 下 [単行本]