今日8月6日は言わずと知れた「広島原爆の日」。しかし、最近の若い世代では日米が戦争したことや、広島・長崎に原爆が投下されたことを知らない者も多いという。。。

日本の首相は必ずアーリントン国立墓地を訪れ無数の戦士の墓に黙祷するのに、靖国神社や被爆地にアメリカ大統領が訪れ献花することはない。それをやると「極悪日本による侵略戦争を終わらせるため、正義の目的で原爆を使った」という大義名分が崩れるからだろう。

国土は焦土と化し、一滴の石油もなくほぼ壊滅状態だった戦闘機も軍艦も動かせない瀕死の状態に日本に対する原爆投下は、有史以来最も極悪非道なものであるに違いない。「二度と過ちは繰り返しません」というセリフは、本来アメリカ大統領が言うべきものだろう。


学校で習う日本史は、いつも近代史のあたりでプッツリ切れるか端折って終わることが多かったように思う。でもこれって何だかおかしい。。不自然だなぁと感じていた。純粋にカリキュラムの時間不足からかも知れないけど、一番大事な部分を教えない・知らないのは間違ってる。

被爆二世ゆえかそう感じることが最近特に増えてきている中で、竹島や尖閣諸島の問題が発生し、余計にモヤモヤしてる時、この本に出会いました。

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内容はアメリカ国立公文書館のドキュメントが元になったもので至極客観的な史実であるがゆえに、驚きの連続。マッカーサーが全権を持って、二度と刃向かえないよう日本を改造した・・・という程度のことは知っていたけど、これほど徹底的に日本の魂を殺したとは知らなかった。

日本人に流れ続けた誇りは、“征夷大将軍”マッカーサーの密室で扼殺され、その死体が憲法第九条であり愛国心の墓である。。。公文書の記録を見るにつれ、筆者の言葉が重みを増すように感じる。


長崎原爆の日〜終戦記念日までには読破したい本です。

國破れてマッカーサー (中公文庫)
國破れてマッカーサー (中公文庫) [文庫]