梅雨明け後のギラギラした太陽にクラクラしながら、久しぶりにスタートからテレビ観戦しましたよー、バイク乗りの夏の風物詩「鈴鹿8時間耐久ロードレース」。


いわゆる、鈴鹿8耐 です。


昔のバイクブームと言われた80年代〜90年代初頭くらいは、地上波でも放送されることもあったし、それこそNHKがBSで完全生中継なんてやってましたし、当時は良く見てました。でもしばらくは興味無かったんですよ。なぜか?ホンダが強すぎて面白く無かったから。


やっぱり心情的にヤマハを応援しますよね〜。


もうひとつの大きな理由は、85年の初参戦以来不運の連続でずっと勝てなかった平さんが90年にエディ・ローソンと組んで悲願の初優勝するのを見届けて、一区切りついた気持ちになったこともあります。同じような人も多いかも!?



今年は13年ぶりにヤマハファクトリーチーム(ワークスって言わないのね)が復活し、現役モトGPライダーの参戦、最強マシンの投入等、本気度をヒシヒシと伝わってきたので、見る気になりました。ホントは現場で見たいのだけど、やっぱり徳島から鈴鹿は遠い!月末だし休みも取れないし(^_^;)



予選で驚異的なタイムを叩き出し、ポールポジションをゲット!恒例のル・マン式スタートでロケットスタート!と思いきやアレアレ失敗!?20位くらいからのスタート・・・。85年のケニーロバーツを思い出し、最初からラストのトラブルを心配するという展開に。


でも、スタートして1時間もすれば下馬評通り上位に上がってきて一安心。しかし、今年もいろんなドラマがありましたねぇ〜。印象的だったのは。。。


1.ケーシー・ストーナーの大転倒

モトGPチャンピオンにもなった伝説のライダーが、こんな結末になろうとは。。。元々有力チームのホンダファクトリーも、さらに盤石な構えになったと思ったハズがね。

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2.省燃費に徹した走り

序盤はスリップストリームを使って、徹底した少燃費走行をしてました。これが後々効いてくるんだけど。印象的だったのは、ブラッドリー・スミス選手だったかな?事故でオフィシャルカー走行中も、ただ一人空気抵抗を減らす=省燃費ために前傾姿勢をキープしてたこと。追い抜き禁止で走る期間なので、普通は「ふぅ〜!」って感じで流すものですが。

実況放送でも言ってたけど、世界最高峰のモトGPのライダーが「やれることは全てやる」という姿勢で本気でやってるのに、その他ライダーやアマチュアライダーもぜひ見習って欲しい・・・というアナウンスが心に残りました。メジャーリーガーが真剣にキャッチボールやってるのに、アマチュアがチンタラやってるのに似てるかも。。。どの世界でも同じですね。


3.ナイトランはやっぱり美しい

日が落ちてライトオンしたバイクが疾走する・・・何度見ても良いものです。しかもゼッケン「21」ですよ!!

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そして見事優勝!!CongratulationsYAMAHA FACTORY RACING TEAM!!

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なんと19年ぶりだって!見てて良かった〜。でもやっぱり生で見たいなぁ。来年こそ!!


しかし。。。自分の中では、鈴鹿8耐のゼッケン21といえばやはりこの方です。

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もう30年も前のことなのか。。。