これを読むと、「学生時代に京都に住んでました」とはとても言えないなぁって感じです^^;

「あんた、空気のきれいなええとこに住んで勉学に励んではったんやなぁ。けどそこは京都やあらしまへん。“京都市”でっしゃろ!まぁ遠い四国の徳島から来はったんなら、そう思うときたいでっしゃろなぁ」と、“京都人”からは皮肉の一つも言われそう(笑)

実際、当時中京区の“京都人”からはそれに近いニュアンスの言葉をかけられたことはあったけど、田舎から出てきた20歳前後の若造には、皮肉の半分くらいしかわからなかったことがありました^^;


そんな京都の中華思想や、坊主とキャバ嬢の関係、拝観料の問題などなど独自の視点で、タブー?を明快に書かれていて、よそ者にもその辺の事情がとてもよくわかる「裏・京都本」とも言えます。

もちあげる東京のメディアに対して、もっとも京都を敬ってない(ある意味バカにしてる)大阪人・大阪のメディアの対比が特に面白かった。


こんなことも知ったうえで、京都観光に行くとより楽しめると思います。




京都ぎらい (朝日新書)
井上章一
朝日新聞出版
2015-09-11