カンマン社長日記

「世の人は われをなにともゆはばいへ わが成すことは われのみぞ知る」

徳島という辺境の地?にありながら『ランチェスター弱者の法則』に則り、
ニッチなエリアや部門でオンリーワンを目指しています!

読書

現代の司馬遼太郎!?

本日「影法師」を読了。
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百田尚樹作品で初めて読んだのは「海賊とよばれた男」で、相当面白くて一気に読んでしまった本でした。それまではネット上やリアルな書物等で評判になってたけど、読んだことなかった百田作品でしたが、戦後の日本を再建したのはこういう経営者たちだったのか〜!と感服しました。



次に読んだのが「永遠の0」これは改めて言うまでもないですね。原作で感動し映画で泣き、また原作を読み返して再びジーンとしました。ちなみに映画と原作は随分違う部分もあるので、ぜひ原作を読まれることをオススメします。映画の特撮も役者さんの演技も、素晴らしいのですけどね。




そして、今日読み終えたのが「影法師」これは時代小説なんだけど、どこかしら永遠の0にも通じる部分もあったり、司馬遼太郎作品を彷彿させるものがあったりで、とても良かったです!




学生時代に「竜馬がゆく」でハマった司馬遼太郎作品。個人的に、百田尚樹は現代の司馬遼太郎になりえる作家だと思います。いや、近代史を舞台にした小説においては、司馬遼太郎は描かなかったので既に越えたかも。影法師を読んで、時代小説にもどんどんチャレンジして欲しいなぁって思いました。

何はともあれ今後の作品に期待しつつ、未読の作品を読む日が続きそうです。


ホリエモンの「ゼロ」を読んで

ホリエモンこと堀江貴文氏の著書はこれまでにもいろいろ読んだことがあるのだけど、逮捕・収監された後初めての著書ということで、どんな内容なのか興味深く読んでみました。

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過去の著書は良い意味でも悪い意味でも、世間を騒がすIT寵児“ホリエモン”として描かれていた側面が強かったけど、今回は生い立ちや家族関係、自身の離婚等、“人間・堀江貴文”が描かれていてとても良かったんじゃないかな。

共感する部分もたくさんあったのだけど、中でも「何事も自信が無いからキョドる」「自信をつけるには、小さな成功体験を積み重ねるしかない」「一歩踏み出すかどうかの差」など、イチローなどのアスリートにも共通する考え方には、そうだな〜と思うことしきり。

僕も年齢的にはオヤジだけど、何事もチャレンジして小さな成功を積み重ねていけば、心はいつまでも若いままだね!頑張りましょう。

ゼロ
堀江 貴文
ダイヤモンド社
2013-11-05

最近読んだ本

以前私のブログを読んで下さった、クライアントでもある山口マツダのIさんに教えていただき、ある本を読みました。

「祖父たちの零戦」

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以前「永遠の0を」」読んだときもとても感動したけど、実際に体験した人たちのセリフは非常に重みがあります。なんというか、精神力とか覚悟とか、現代人には無いものを感じますね。現代の我々世代はもとより、60歳70歳の人たちより若い彼らのほうが圧倒的に強いと思います。

そして、そういう人たちが必死に働いたからこそ復興があったんだなと。

最近特に、こんな動画の内容もちゃんと知っておくべきだなと思います。











オヤジが何も喋らなかった理由もわかった気がするけど、もっと聞いておけば良かったなと今になって思います。

今日の読書

晴耕雨読よろしく、雨の日曜日の午前中は読書をしていました。

ちょっと過激なタイトルなんですが、決して偏狭な内容では無くて韓国のマスコミが報道したデータをふんだんに用いた内容は、とても説得力があります。

ホント、サム◯ンに学べ!なんて言ってると、大変なことになってしまうかも知れませんね。そして、無理に仲良くしなくても良いんじゃないのかな?とも思います。Galaxyに対する違和感とも相通じるものを感じました。

一般国民レベルでも、日本人とは全く異なるメンタリティを知っておく必要がありそうです。

広島原爆の日に思う

今日8月6日は言わずと知れた「広島原爆の日」。しかし、最近の若い世代では日米が戦争したことや、広島・長崎に原爆が投下されたことを知らない者も多いという。。。

日本の首相は必ずアーリントン国立墓地を訪れ無数の戦士の墓に黙祷するのに、靖国神社や被爆地にアメリカ大統領が訪れ献花することはない。それをやると「極悪日本による侵略戦争を終わらせるため、正義の目的で原爆を使った」という大義名分が崩れるからだろう。

国土は焦土と化し、一滴の石油もなくほぼ壊滅状態だった戦闘機も軍艦も動かせない瀕死の状態に日本に対する原爆投下は、有史以来最も極悪非道なものであるに違いない。「二度と過ちは繰り返しません」というセリフは、本来アメリカ大統領が言うべきものだろう。


学校で習う日本史は、いつも近代史のあたりでプッツリ切れるか端折って終わることが多かったように思う。でもこれって何だかおかしい。。不自然だなぁと感じていた。純粋にカリキュラムの時間不足からかも知れないけど、一番大事な部分を教えない・知らないのは間違ってる。

被爆二世ゆえかそう感じることが最近特に増えてきている中で、竹島や尖閣諸島の問題が発生し、余計にモヤモヤしてる時、この本に出会いました。

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内容はアメリカ国立公文書館のドキュメントが元になったもので至極客観的な史実であるがゆえに、驚きの連続。マッカーサーが全権を持って、二度と刃向かえないよう日本を改造した・・・という程度のことは知っていたけど、これほど徹底的に日本の魂を殺したとは知らなかった。

日本人に流れ続けた誇りは、“征夷大将軍”マッカーサーの密室で扼殺され、その死体が憲法第九条であり愛国心の墓である。。。公文書の記録を見るにつれ、筆者の言葉が重みを増すように感じる。


長崎原爆の日〜終戦記念日までには読破したい本です。

國破れてマッカーサー (中公文庫)
國破れてマッカーサー (中公文庫) [文庫]







永遠の0と父の日

今日は父の日。

実は先日、「海賊とよばれた男」に感動した後、そういや同じ百田尚樹氏のデビュー作にして映画化も決定した「永遠の0」を読んでなかったなと思い、Amazonで購入。

一気に読んでしまいました。ラストでは泣いてしまった。特攻隊員だった祖父の足跡をその孫が辿る物語なんだけど、考えさせられることばかりでした。併せて特攻隊員の遺書をまとめた本も購入。遺書も検閲されて自由に書けず、また親を悲しませまいと勇ましくまた明るい文章は逆に深い悲しみを行間に垣間見ることができます。

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これらを読んでいる時、亡父が何かの折に一度だけポロッと語ったことがある話を思い出したのです。それは予科練で入隊後、終戦直前に特攻隊員と一晩語り明かしたことがあったという話。その隊員曰く「オレは靖国になんか行かない。家族のもとに帰るんだ」と語っていたそうです。そして翌朝飛び立ったそうです。

攻撃が成功しても死ねという命令で“十死零生”という絶望的な状況にも取り乱すことなく、愛する家族を守るために死んでいった彼らを思うと、現代の我々の悩み(入試に落ちた、就職できない、結婚相手できない、仕事がうまくいかない、会社が倒産した、病気になったetc...)なんて、どうということもないものばかり。

腹を据えてやらないと、彼らに笑われる。

海軍にいた祖父も、妻と幼い娘を二人(長女が母です)残して戦死。きっと家族の元へ帰りたかったろうと思います。その想いが私の中に入って、妻(私の亡き祖母)や娘(母)を守っている部分もあったのかなと思いました。もちろん亡父の想いも。

そんなことを考えた父の日でした。

永遠の0 (講談社文庫)
永遠の0 (講談社文庫) [文庫]



映画の公開が今から楽しみです。


海賊とよばれた男を読んで

合間合間で読んでいた「海賊とよばれた男」の上下巻をやっと読破。最初から一気に物語に引き込まれて、退屈するシーンは全く無し。さすが本屋大賞のことはある!

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いやぁ〜、それにしてもこんなスケールの大きい日本人がいたことに驚きました。恥ずかしながら出光佐三のことは名前程度しか知りませんでしたが、明治男は誠に骨太でおかしいと思うことには、既得権益勢力や官僚をはじめ、GHQであろうと大英帝国であろうと、はたまたオイルメジャーであろうと、正々堂々と意義を唱え闘い続けた姿はまさにサムライ。

今の経団連のトップや政治家は見習うべき点が多々ある。いやいや、その前に自分自身だろ!と思います。もちろんスケールは比べようもないけど、その精神は中小零細企業や起業家こそお手本にすべきだと思う。

「日本のためになるのなら、自分の会社がどうのこうのなんて些細なこと」なんて言えませんよね。そんな経営者が今の日本にいるかな?あるいは日本を徳島に変えても同じく。。。


しかし。。。これを読むと、太平洋戦争が石油を巡る戦争であって、石油のために負けたということもよく理解できました。さらに現代の中東情勢やアメリカとイランの関係性などが、その歴史的背景からも納得できました。

“国岡鐡造”が闘った規制、既得権益、官僚、欧米メジャー。。。その構図は基本的に変わってないなと思います。

海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 上 [単行本]


海賊とよばれた男 下
海賊とよばれた男 下 [単行本]


50代にしておきたいこと・・・

GWはバタバタしつつも、ツンドク状態だった本を少しだけ読めました。

これもそのうちの一冊で、本屋さんで立ち読みして面白そうだったんだけど買わずに忘れてて、ふと思い出してAmazonで買ったという、最近よくありがちなパターンで購入(笑)

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サラッと読みやすい内容なんだけど、「そうだな。。。」と同感な事柄が多い。もうちょっとワガママに、楽しいと思えることだけにエネルギーを使うべきだな〜と思った次第。仕事も遊びもね。

ここだけ読んでも、同年代の人は共感できるんじゃないかな?
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今年も3分の1が過ぎた。1年なんてあっという間。


50代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
50代にしておきたい17のこと (だいわ文庫) [文庫]



打ち合わせ等

強風が吹いて花粉やホコリで目が痒くて涙目になっています。。。明日は大荒れの予報なので、葉桜が目立ちはじめた桜も今日で見納めとなりそうです。

■リニューアル打ち合わせ
某クライアントさんと、サイトリニューアルの打ち合わせ。とりあえず第一回目のヒアリングなので、現在の問題点や不足している事などを洗い出す作業を行う。

8年前に公開したサイトなので、今となっては随分古さも目立ってきました。そりゃそうですよね、当時はブログサービスが出始めた頃で、TwitterもFacebookもiPhoneもスマートフォンもiPadもタブレットも、なーんにも無かった時ですから。。。

今から8年後って、どうなってるんだろう・・・?って考えますね。ネットサービス全般や自分自身の事など。先を見越して・・・などとよく言われるけど、そんな先のことは誰も予測が出来ないですよね。スティーブ・ジョブズのようなビジョナリーは別かも知れないけど(笑)

■暗黒時代
阪神タイガースが、再び暗黒時代に突入しそうな瀬戸際になっています。ちょっと昔の巨人のような金満FA獲りで、何を目指しているのかよくわからない。。。そんなファンは多いはず。

とまあこんな状態なので、ノムさんの金言も的を得て「その通りだな」と思えます。

エースと4番は育てられない。

考えさせられることばではある。。。
阪神タイガース暗黒時代再び (宝島社新書)
阪神タイガース暗黒時代再び (宝島社新書) [新書]






シューカツの実態と親のキャリア

現代の「シュウカツ」と、我々が体験してきた「就職活動」は、全く別物という意識を強く持っていないと、指導やアドバイスを誤るな・・・そう強く思ったのが一番の読後感。

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Facebookで知人がススメていたので、Amazonでプレビューを見てみると面白そう!と思い、即注文。

「親活」の非ススメ  “親というキャリア"の危うさ (徳間ポケット)
「親活」の非ススメ “親というキャリア"の危うさ (徳間ポケット) [単行本]


モンスターペアレントという言葉は案外身近でも聞くようになってきたし、“いかにも”な人も実際に見たこともある。けれど、せいぜい小中学生の保護者止まりなのでは・・・?という認識であったけど、いやいや大学生にも拡大しつつある事実に驚愕。その背景の解説を見ると、なるほどなと思うのですけどね
。。。


私も数年後にはシューカツ生の親となるので、今そういうことを知ってて良かった。

いやはや、“親というキャリア”を全うするのは大変ですね!

プロフィール

1963年/徳島市生まれ、1981年/城南高等学校卒業、1985年/京都産業大学卒業、同年/ヤマハ発動機入社、1989年/地元徳島へ帰り、地場流通業キョーエイ入社、1993年/オートラマ(後のフォード)へ異動、2000年1月/カンマン設立に参画、2017年4月/専務取締役就任、2019年4月/代表取締役就任

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