のCMが強烈なインパクトです!特に我々、パープルやレインボーを聞いて育った世代には特に印象的ではないでしょうか。



これって、オリジナル?と思うほどの出来映えなんですが、実はカバーなんだそう。mixiのコミュで発見したのですが、このギターソロを演奏してる方は、リッチーブラックモアへの道というサイトを運営している、コテコテのリッチー信者のようです(笑)

その彼がmixiに書き込んでたのですが、

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・Vo.は?
リッチーコッツェンです。
LAで録音した音源を送ってきたそうです。
ただし、最後の「Tama Hoooooooooom」の部分は一部か全部差し替えられていると思います。(これは私の想像)
というのも私が聴いたリッチーコッツェンの歌は「タマホーム」に聞こえず、どう聞いても「ツァマホーム」だったので

・Kb.は?
難波弘之さんです。

・B.は?
内山肇さんです。
本業は作曲家ですが、G.やB.もこなすマルチな方です。

・Dr.は?
これは私も知りません。

・フルコーラス録音されたのか?
ワンコーラスのみです。
ただしワンコーラスだけはフルに録音しました。CMではイントロとか短く編集されてますが。

・原曲を使わなかった理由は?
楽曲使用料がウン千万円だそうで、予算的に無理だったそうです。
著作権料を払ってレコーディングした方が安上がりってことですね。
CMでカバーが使われるのはほとんどこの理由だそうです。

・歌詞の一部改編はDeep Purpleも了承済みか?
了承済みだそうです。
これには面白い話がありましてマネージメント側とこんなやり取りがあったそうです。
「歌詞の一部を変えたいんですが・・・」
「それはメンバー全員の了承を得ないといけないんでいつOKになるか分からないよ。金額を倍出してくれるなら話は別だけど」
「じゃぁ倍出します。」
「あ、そう。じゃOK」
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今回のCM録音であのギターの音を作り上げた最大の功労者はマーティン・バーチの役どころを担ったエンジニアの橋本さんと助手の大野さんです。
ありがちな誤解として、「最新のテクノロジーを使えばコンソールでつまみを色々動かせばどうにかなるんじゃね?」的なものがあると思いますが、や はりそれには限界があって、実際の現場ではアンプの音を拾うマイクの位置を10cm刻みでずらしてみたり、マイクの機種を色々変えてみたり、スピーカを壁 に向けたり、遮音壁で囲ってみたりと試行錯誤を繰り返して作り上げたものです。
特にBurnの場合は最初に出るギターの音がすべてと言っても過言ではない曲なので、音づくりにはかなりこだわって時間をかけました。
本物を100%とすれば95%くらいの音はかなり早い段階でできたのですが、そこから最終的にあの音にするまでは10時間近くかかっています。

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すごいコダワリです!


このあたりの話を知った上でもう一度聞くと、ますます味わい深いですねぇ。